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鎌倉吟行(13.9.16)


9月16日(日)曇り後晴れ、残暑厳しい

官舎発   0620

和地山公園
 彼岸花、玉簾、韮の花

バス発   0630
浜松駅着 0645

基地俳句部集合
本木宏明さん(こうめいさん)
藤井 功さん(湖風さん)
見田儀尚さん(ぎしょうさん)
大滝昇一さん(昇龍さん)
宮本立男さん(たつおさん)
平岡みのりさん(みのりさん)
福満千年さん夫婦(千登世さん)
鈴木和歌恵さん(わかえさん)
橋本きよ子さん(きよこさん)
藤澤浦子さん(うららさん)
堀内ミサ子さん(ミサ子さん)
計12名

新幹線こだま東京行
浜松   0733
小田原 0858

快速アクティ東京行
小田原  0916
大船   0950

普通逗子行

大船  0958
鎌倉  1011
先生はじめ7名出迎えて頂く。
恐縮です。
山崎芳堂先生(ほうどう先生)
畠中草史さん(そうしさん)
中村憲一郎さん(けんいちろうさん)
西村孝彦さん(たかひこさん)
富岡めぐみさん(めぐみさん)
中村かよさん(かよさん)
並木圭子さん(けいこさん)

鎌倉吟行行動概要
1 段葛を経て鶴岡八幡宮吟行
2 静久にて昼食
3 宝戒寺(萩寺)吟行
4 寿福寺吟行
5 小町通り散策
6 喫茶店にて句稿提出
7 17時前鎌倉発

1 段葛を経て鶴岡八幡宮吟行

「段葛植木の上の彼岸花」
「段葛期間限定彼岸花」
「段葛秋の花嫁人力車」
「紅葉(もみ)ずれる段葛道歩みけり」
「しじみ蝶祭囃子の段葛」
「鶴岡の秋の祭りの囃子かな」
「秋扇子八幡宮の上り坂」

「お囃子や流鏑馬待つ砂走り」
「流鏑馬(やぶさめ)の矢清め神事無事願う」
「源平の今は昔の破れ蓮(やれはちす)」
「蓮の実の飛んで空虚に平家池」
「蓮の実の飛んで行方つゆ知らず」
「神宮の裏手の柴垣曼珠沙華」









2 静久(しずく)にて昼食
  ミニ天丼 1050円

3 宝戒寺(萩寺)吟行

「萩寺の萩叢(はぎむら)分けて詣でかな」
「無患子(むくろじ)の蘇鉄上に供えたり」
「空蝉や無患子の札に取りつける」
「水引草(みずひき)の草の蔭にて伸びにけり」
「白萩のこぼして周りを染めにけり」
「こぼれ萩まわりを白く染めにけり」
「夕暮れに白粉(おしろい)の花開きけり」
「水引草の萩の蔭より目立ちをり」










4 寿福寺吟行




「甃(しきがわら)踏みて山門萩の花」

「落葉掃き虚子の墓前に手を合わせ」
「末枯れて政子が眠る矢倉墓」
「実朝と政子の墓前の千草かな」
「墓守の秋草刈るや虚子の墓」
「色あせて曼珠沙華の崩れをり」



会報が出来ました。
ここに、紹介します。

浜松基地俳句部
「鎌倉吟行句会報」
平成13年9月26日


浜松支部の皆様
好天ながら秋暑の鎌倉吟行、まことにご苦労様でした。
気ままな観光とは異なり、さぞお疲れのことと思います。
皆さんの真剣な作句態度には感心させられました。
楽しんで頂けたのであれば、案内役としてこれに過ぐる喜び
はありません。
市ヶ谷勤務の同好の士との交流も出来てよかったと思います。
景色を思い出しながら表現に工夫して、作品を増やしてみて
ください。きっと楽しみも増えると思います。
平成十三年九月十六日         山崎芳堂

山崎芳堂
法鼓鳴る磴に秋蝉聞きをれば
流鏑馬の的設へる秋祭
流鏑馬を待つ垣内の秋暑し
萩寺の白まさりたるこぼれ萩
鐘楼を繞る古刹の乱れ萩
昼点す窟屋不動の秋燈
香を供げ虚子の墓前の落葉掃く
虚子に向く愛子の墓の菊の供華
秋湿りせる矢倉仏居並べる
鎌倉の谷戸の径の曼珠沙華

特別参加・畠中草史
彼岸花屯ろ屯ろの段葛
水匂ふ蓮の実飛びし源氏池
流鏑馬の道真直に秋の陰
目の馴れて青無患子の高さかな
路地の奥窟不動の秋湿
柴垣を燃え立たすごと曼珠沙華
寺裏の深閑として藪茗荷
鎌倉の五山を眺め秋うらら
萩寺の萩みな白し謂れ何
切崖の矢倉仏跡ひやひやと

特別参加・中村憲一郎
鎌倉の名水の湧き涼しかり
墓守の蚊遣火腰に烟りをり
鎌倉は源氏の都萩白し
流鏑馬の蹄の跡のこぼれ萩
墓守のぬつと出でたる秋暑し
風車止まり地蔵の秋暑し
実朝の墓所を離れぬ黒揚羽
入りかはり祭笛吹き男らは
紅白をとりまぜ萩のこぼれをり
秋風や将軍の墓の小さかり

特別参加・中村かよ
段葛抜け雑踏の秋暑し
流鏑馬道砂新しく秋湿
秋の蚊を払ひ流鏑馬神事待つ
蓮の実の飛び頃なりし源氏池
遠来の句友へ古都の秋晴るる
秋深し愛子の墓の斜めに在はす
草の花立子の句碑の文字やさし
実の零れさうに傾ぎて蓮台
北条の緑の寺の萩白し
鰐口の緒の吹かれをる萩の風

特別参加・富岡めぐみ
曼珠沙華挙り咲きしてもたれ合ふ
流鏑馬の矢を清めをる秋祭
井戸水を汲めば且つ散る紅葉かな
虚子の墓詣づ水引草刎ね交はし
秋簾長く垂らして隣り合ふ
差し交はす枝を分けゆく萩の道
萩寺の萩に隠るる御宝前
曼珠沙華屯ろの蘂をからませて
名の墓の質素にありし秋の蝉
実朝の墓前の乱る千草かな

特別参加・並木桂子
源平の池の蓮の実の飛ぶ日
流鏑馬の馬場実直に秋日濃し
北条の栄枯を偲ぶ萩の寺
白萩をかいくづりゆく一人づつ
無患子の青き実を溜め小暗がり
遠く来て虚子の墓前の落葉掃く
名ある墓名もなき墓に秋の風
黒揚羽に追い越されゆく段葛
白萩の庭に香煙漂へる
献灯の下の暗きに彼岸花

特別参加・西村孝彦
無患子の鮮らしき実と錆びし実と
竜胆を供へし虚子の墓前かな
鎌倉の町を見下す秋高し
白萩の寺白萩に埋れをり
秋風に舞殿の四手揺れにけり
酔芙蓉その大きさを持て余し
ざつくりと切られし曼珠沙華の茎
秋晴るる駆け抜けて行く人力車
静けさの参道の苔末枯れて
抱かれゐし嬰児の目にも秋の空

大滝昇竜
白萩の境内狭め揺れ交へる
石垣の眼な高に群れ彼岸花
蓮の実の今し飛び立つ源氏池
虚子の墓木漏れ日照りて花臭木
段葛刈り残されし彼岸花
人力車花嫁を乗せ秋日和
酔芙蓉咲き盛りゐし狭庭かな
舞殿の四手を揺らして秋の風
秋祭り鳥居の下に写真撮る
古都訪ね木々の梢に秋意かな

鈴木和加恵
流鏑馬の絵馬に願ひを秋祭
白萩に埋め尽くされし宝戒寺
名匠の鎌倉彫の壷の秋
揺れ交ひて一面に敷きこぼれ萩